多くの人は、
「やりたいこととの運命的な出会い」
「人生を変える瞬間」
のような劇的な瞬間があると誤解しています。
でも実際には、そんな瞬間はほとんどありません。
私はこれまで「ドリプラ信州という」、”やりたい”を事業として実現するプログラムを運営してきました。これまで5年間で30名が参加し、
「やりたいこと」を見つけて事業を立ち上げた人
見つけた「やりたいこと」を進化させて実現している人
次から次へと「やりたいこと」を見つけ実践している人
など、さまざまな変化を見てきました。
そんな人生変わったひとたちをそばで見てきて、
そして自分自身を振り返って実感したこと、
それが、
やりたいことは、突然どこかから現れるのではなく、
行動を重ねる中で少しずつ育っていくもの
ということです。
「出会うもの」ではなく「育てるもの」──
きっと、その方がずっと現実的で、自由です
「子どもの頃に夢中になったことは?」
「これまでに楽しかったことは?」
たしかに過去を振り返ることもヒントにはなります。
でも、それだけに頼ってしまうと──
まだ出会っていない“やりたいこと”にはたどりつけません。
例えば、
「あなたはカバに乗るのが好きですか?」と聞かれても、
そんな経験がなければ答えられないと思います。
それと同じです。
やりたいことは、過去からだけでは見つからない。
これからの行動や新しい体験の中で、
少しずつ育っていくものなのです。
本や動画は見てるのに、動けない。
ノートを開いても白紙のまま。
書けたとしても、書いただけで終わってしまう。
──そんな「準備ばかりの自分」から、
一歩を踏み出すための90分です。
このワークショップは、話を聞く時間ではありません。
ワーク中心で、自分の手と頭を動かしながら進めます。
短い説明のあとに、すぐ自分で考えてみる
書いたことをシェアしてみる(発言は自由・パスもOK) その場で小さな「やりたいのタネ」をカタチにしてみる
安心して試しながら「やりたい」を実感できる90分です。
やりたいことは
運命の出会いがあるわけでもなければ
過去を分析して見つかるものでもありません。
大切なのは、行動と体験です。
この90分を、
「やりたいことはなんだろう?」
から抜け出すための一歩にしてみませんか?
私たちは、5年前に「夢を語り、応援する場」として「ドリプラ信州」をはじめました。
看護師、保育士、子育て中の方、会社員、学生…。 事業経験ゼロの人たちが「いつかやりたい」と思いながら踏み出せずにいた気持ちに向き合い、実際に“やりたい”を事業や活動として形にしてきました。
もともとは全国で開催されていた「ドリームプランプレゼンテーション(ドリプラ)」を信州でも実現したい、という思いからスタートしました。
そこから5年間、挑戦を重ねていく中で私たちなりの進化を重ね、独自のプログラムへと育ってきました。
その新しいステップとして、「ドリプラ信州」は
プレイフル スタートアップチャレンジ信州
という名前に生まれ変わります。
ここで大切にしたいのは、「何が儲かるか」ではなく、その人自身が心から「やりたい」と思うことを起点にすること。遊び心を忘れずに、楽しく真剣に取り組むからこそ、人生を変えるような一歩につながります。
「スタートアップ」という言葉は「新しく始める」という意味を持っています。起業だけでなく、複業やマイプロジェクト、地域での活動など、これまでと違う挑戦に踏み出したい気持ちを応援していきます。
「プレイフル」という言葉は本来「遊び心に満ちている」「楽しさにあふれている」という意味を持っています。私たちはそこに、「本気で取り組んでいるときのワクワクやドキドキ」という意味も込めました。
まさにそんな『プレイフル』な場で一歩を踏み出し、人生そのものを『プレイフル』に変えていく。
それが、プレイフルスタートアップチャレンジ信州です。
<略歴>